中央アルプス 長野 経ヶ岳 2296m 二百名山
今回は大泉所ダムから。
登山口は駐車場もトイレも整備されており、0合目から始まる。現在ではこちらがメインの登山道の様である。
最初は林道から始まり檜の植林地にカラマツやミズナラが混じる。花も多く、アジサイ、ハルジオン、オカトラノオ、ホツツジ等多数。
数十分で2合目に到達する。二合目からは登山道となる。最初っから急登。なかなかの厳しさである。ミズナラや赤松が増えてくる。花もあり、オオバギボウシ、アザミ、アザミに似て葉に棘がないタムラソウは初めて見た。
仲仙寺からのコースに合流すると
一旦急登も落ち着く。この辺りにはホタルブクロやフシグロセンノウが咲いている。
4合目を少し過ぎた所でカラマツの植林地となる。めまぐるしく樹種が変わるのが面白い。
5合目を過ぎたあたりでリンドウの群生に出会う。この辺りから急な登りになる。
7合目付近に来るとニガナ、ホタルブクロの群生に、シモツケソウ、オトギリソウが咲いている。カラマツにはサルオガセが共生している。
7合目を過ぎるとダケカンバの木が目立ってくる。
更に先に行くと珍しいシロバナニガナの花の群生に出会う。
この辺りから、長野のレッドデータリスト、ササユリの花がお目見え。
8合目付近は樹冠が和らぎ、一面お花畑。
クガイソウに、ヨツバヒヨドリ、ニガナ、アザミに。
少し行くとセリバシオガマの群生も。
9合目まで来たらあともう1越え、笹藪に覆われた軽い上り下りを進む。笹藪は刈り払いされているのでご安心を。
程なくして山頂に到着。カラマツに覆われ眺望はないが、木々の隙間から見える青空が眩く、山頂に吹く涼しい風が心地よい。
山自体は急登であるものの難所はなく花の種類数ともに素晴らしいものがある花の日本三名山でもあるならば選定したいものである。是非に一行あれ。
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